Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
笹島 文雄
放射化分析ハンドブック, p.108 - 118, 2004/03
原研研究炉(JRR-3, JRR-4)において中性子放射化分析を利用しようとする際に必要な利用手続き,研究炉の概要,照射設備,キャプセル形状,放射線計測機器,実験室及び取扱い上の注意事項などの詳細な情報について紹介した。本原稿は、放射化分析手法,放射線計測,分析例などとともに「放射化分析ハンドブック」の一部に掲載され、中性子放射化分析の利用者のためのハンドブックとして放射化分析研究会より公開される。
柴田 大受; 菊地 孝行; 宮本 智司*; 小倉 一知*; 石垣 嘉信*
FAPIG, (161), p.3 - 7, 2002/07
I-I型材料照射試験用設備は、我が国初の高温ガス炉である高温工学試験研究炉(HTTR)で用いられる最初の照射試験設備である。本設備は316FR鋼の標準試験片の照射下クリープ試験のために開発されたものであり、機器単体の機能試験及び全体組立後の機能試験を経て開発は完了している。本論文は、2001年10月にフランス パリにて開催されたOECD NEA国際会議(The Second Information Exchange Meeting on Basic Studies in the Field of High Temperature Engineering)で発表した本設備の開発状況についてのレポートを和訳して紹介するものである。
山田 毅*; 中島 照夫; 桜井 文雄; 大橋 信芳; 横尾 健司; 出雲 寛互
Advances in Neutron Capture Therapy, 1, p.326 - 330, 1997/00
JRR-2では熱中性子柱を改造し、1990年8月にホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用の医療照射設備が設置された。ビーム口における熱中性子束は110/cm/sである。以来31例の医療照射が行われてきた。JRR-4におけるHEU燃料による運転は1996年のはじめに終了した。新しい医療照射設備が設置され、LEU燃料を用いた利用運転が1998年9月に再開される予定である。近年欧米における熱外中性子を用いたBNCTの分野において目覚ましい発展がみられた。JRR-4の医療照射設備は熱中性子ビームと熱外中性子ビームを選択して取出せるよう計画している。この設備の設計及びビーム性能解析の結果を示す。
土田 昇; 大岡 紀一; 近藤 育朗; 新保 利定
ASRR-V: Proc., 5th Asian Symp. on Research Reactors, 1, p.123 - 130, 1996/00
JMTRは、熱出力50MWで国内最高の中性子束の材料試験炉であり、動力炉の開発、RI生産、基礎研究のための照射試験を目的として設計、建設された。1968年の初臨界以来28年間、軽水炉、高温ガス炉、新型転換炉、高速炉の開発等に貢献してきた。現在、JMTRは照射設備として、キャプセル照射設備、水力ラビット照射設備、シュラウド照射設備を備え、幅広い照射ニーズに対応している。今後の利用動向としては、軽水炉の高経年劣化対応の照射試験、核融合炉ブランケット材の照射試験が望まれている。それに対応して、JMTRでは、再照射技術、きめ細い照射環境の制御、その場計測技術等の照射技術の高度化を進めている。
大友 昭敏; 笹島 文雄; 石田 卓也*; 前島 猛*; 関根 勝則*; 重本 雅光; 高橋 秀武
JAERI-M 93-154, 46 Pages, 1993/08
JRR-3改造炉(以下、JRR-3M)は、平成2年10月に改造工事を終了し、平成3年度の第3サイクル終了時に平衡炉心に到達した。JRR-3Mの垂直照射孔のうち重水反射体領域に照射孔のある水力照射設備(HR-1,HR-2)、気送照射設備(PN-1,PN-2)及び放射化分析用照射設備(PN-3)において、炉心がほぼ平衡に達した平成3年6月から8月にかけて、原子炉出力20MWで照射位置での熱中性子束、高速中性子束及びカドミ比の測定を実施した。本報告書は、これらの測定結果について述べたものである。併せて、最近の炉心で得られた結果についても記述した。
*
PNC TJ1500 93-001, 96 Pages, 1993/03
線基準照射設備の品質保証の一環として、今回、事業所間の線量照射精度を比較・検証するブラインドテストの技術的方法の検討及び諸外国の品質保証技術に関する文献調査を実施した。ブラインドテストを実施するに当たり、使用する線量計システム(ガラス線量計及びTLD)について基礎試験を実施し、適用する場合の条件と線量評価方法及び測定精度等について検討を行った。また、本評価方法に沿ってブラインドテストの予備的試験を動燃東海事業所及び原研東海研究所を対象に実施し、今後の実用化への考慮すべき事項について検討を行った。この結果、ブラインドテストには、ガラス線量計システムが測定精度として1.5%で測定できることが明らかとなり、本線量計を使用することにした。予備試験では、強度の高い線源については0.6%以内で照射場線量率が評価でき、20mR/hから100mR/hの低い線量率でも2%で評価できた。文献調査は、米国のNIST-812「連邦所管二次校正試験所運用規準(電離放射線)」を翻訳し、校正の品質保証技術に関するトレーサビリティの確保と維持方法及び基本的な考え方等について理解できるようにした。
池島 義昭; 梅本 忠宏*; 阿部 弘; 鈴木 忍; 伊丹 宏治
JAERI-M 87-041, 45 Pages, 1987/03
JMTRに設置されているOWL-2照射設備は、昭和47年1月から加圧水型および沸騰水型原子炉の運転状態を模擬可能なインパイル水ル-プとして、各種の原子炉用燃、材料試料の照射実験並びに炉工学的試験に使用されてきた。しかし昭和58年3月にJMTR第62サイクル運転中、炉内管頂部の耐圧管に亀裂欠陥が発生した。調査の結果、耐圧管内面の打ち疵部の孔食が起点となり、貫粒型応力腐食割れにに進展した事が明らかとなった。新炉内管は、これらの調査結果を踏まえ、昭和60年1月から設計・製作を進めて昭和61年12月に完成し照射運転を再開した。本報告書は、新炉内管に採用した貫粒型応力腐食割れ防止の諸対策および亀裂発生箇所などに施工したTHSI法の確性試験の概要と新炉内管への施工結果についてまとめたものである。
研究炉管理部
JAERI-M 85-149, 372 Pages, 1985/10
本報は、JRR-3の改造工事を開始するに当り、JRR-3改造炉とその利用の将来展望について、原子炉等の設備を利用する研究者との相互理解を深めるために研究所内・外の技術者及び研究者、合計61名によって書れたものを編集したものである。本報に紹介する主な内容は以下のとおで、あらためて多くの利用分野から改造炉への期待が大きいことが確認された。(1)改造炉及び利用設備 ・改造炉及び建家設備の概要 ・水力照射、気送照射及びリグ照射設備 ・冷中性子源、中性子導管設備等 (2)中性子ビーム実験装置 (3)最近の利用動向 ・燃料及び材料の照射研究 ・放射化分析、RIの生産と利用、シリコンドーピング等 ・中性子散乱研究